
る予定とのこと。
3.1.1.2.5 HOT(Harmonization Optimization Team)報告(Mr.Jean−MarieBegis,SITA)
エアカナダ、ARINC、アビコム、SITAが利用者に対してデータリンク・サービスの共通性及び統一性を提供するために、前回の会議で提示された問題点(6点)について検討・調整結果が次の通り報告された。
(1)CR/LF(Carriage Return/Line Feed)の取扱
SlTAネットワークからCR/LF付きで入って来た通報について、ARINC側が当面の手当てをすることとなった。尚、抜本的な対策をMU側で行うべくACARSS/Cに検討依頼をしている。
(2)GL(Geographic Locator)の取扱
今後は、サービスプロバイダが持っているGLを優先させ、利用者が指定したGLは最後に使用することとなる。SlTAは今年中にアルゴリズムを改修、他のサービスプロバイダも同様とする。
(3)ATC通報の優先取扱
取扱を可能とすべく各サービスプロバイダは合意した。これに関して、AEEC SPEC−618の修正が必要となることから、ARINCがドラフトした文書をHOTで調整し、次回のACARSS/Cに提出することとなった。
(4)スキッターの標準化
総てのサービスプロバイダは1996年中にVersion−2に移行する。
(5)AN/F?(Aircraft Number/Flight Identification)の取扱
ARINC SPEC.620(Supplement3)のメリットを認識するものの、当面は現行のままとする。
今後、利用者からの要求があれば再度検討することとする。
(6)通報の保証(Message Assurance)
SITAは、G/G及びA/G間にMAを導入済。
ARINCは、利用者からの要請があればG/G間のMAを提供する。
エアカナダ、アビコムは、本年度中に導入する方向で検討する。
3.1.1.2.6 CAT−B方式の再検討(Mr.Micholas Xenocostas,SITA)
ACARSのアクセス方式に、CAT−AとCAT−Bの2種類があるが、それぞれの得失がある事は周知の事であるが、SITAは、現在提供しているCAT−B方式について更に最適なアルゴリズムを見出すために検討中との報告があった。
(1)検討パラメータ
現在空地間で使用されている次の各種パラメータを解析する
*再送信の数
*ハンドオーバーの回数
*伝送遅延
*データリンク成功率
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